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2023-12-23

バーチャル図書館ができるまで

ワトソンワトソン

こんにちは。アドベントカレンダー23日目担当のワトソンです。

2020年に新型コロナウイルスが流行して多くのクラブ、サークルは対面で活動できなくなったことでしょう。

jackも例に漏れず、当時の活動場所であった図書館のディスカバリースクエアというスペースが使えなくなってしまいました。

コロナ禍では初め、ZOOMで通話しながら活動をしていましたが、2021年にGatherというツールを導入しました。

今回は、そのGatherの中で対面の活動場所を再現した話を書こうと思います。

Gatherとは

https://ja.gather.town/

GatherはドラクエやポケモンのようにドットのRPGの世界を歩けて、近くにいる人とビデオ通話できるツールです。

Gatherを見つける前の活動は参加者ZOOMで全員で通話を繋ぐことしかなかっため、発言が躊躇われたり、雑談がしにくかったりとコミュニケーションに難がありました。

Gatherは、「そこにいるのはわかるけど通話しているわけではない」という状態が作れます。

画像では、右上のテーブルに他のメンバーがいることはわかりますが、離れているので通話は繋がっていません。

コロナ以前のjackの活動はいろんな人が集まっているけど、個人やグループごとに別々の作業をしているというスタイルでした。このスタイルとGatherのシステムがとても相性が良いと感じました。

Gather導入

最初はテンプレートの「宇宙船」と「公園」がありました。

前述の通り、近くにいる人だけ話せるシステムが目新しく、対面活動っぽくて良いなと感じました。

そのとき自分はこの空間に図書館があればもっと対面活動っぽくなるのでは??と考えました。

という思いつきでGatherのバーチャル空間内に名古屋大学の図書館を再現することにしました。

いざ測量

再現というからにはしっかり作ろうということで、まずは測量から始めました。

名古屋大学中央図書館2F
名古屋大学中央図書館2F

さすがにメジャー片手に歩き回るわけにはいかないので、自分の歩数で何歩かを数えながら歩きました。

という具合です。きっと不審者だったでしょう。

そんな感じである程度測量しました。さっきの地図に書き込むとこんな感じです。

図書館生成

測量ができたので歩数を元にGather上に図書館を作っていきました。

縮尺は現実の1歩 = 1マスとしました。本家の地図は北が上ですが、僕にとっては入り口が下側だったので向きが変わっています。

測量しきれなかったところは本棚とか置きながら違和感のないように調整しました。

そうしてできた地図がこちらです。

テーブルや椅子も思い出しながら置いていきました。

入り口付近。横にはスタバがあります。

当時の活動場所付近。後輩達がおしゃべりしてます。

本を貸し出す機械。奥はトイレです。

左下のディスカバリースクエアが活動場所でした。本棚とかも含めてこの辺は力を入れて作りました。

おわりに

今回はGather内でバーチャル図書館ができるまでを書きました。

当時は新しいツールや図書館があることによる目新しさで、活動に参加しやすくなったんじゃないかなぁと個人的には考えています。(その後に他のメンバーが、gatherに誰がいるか確認できるbotを作った方が大きいかもしれませんが)

マインクラフトが好きな人はこういうマップ作りもハマるんじゃないでしょうか?

興味のある人はぜひぜひ自分好みのバーチャルオフィスを作ってみてください!

おまけ

マップを作る権限を濫用して、こんなものも作れます。

9 3/4番線的な なぞのばしょとも言える
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レース場
レース場

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